C.T. Satin / I Found A Friend (12"single)

Underworld Records | AP 126 | US | 1987 | M: VG+ / VG+ | JK: Generic

A1: I Found A Friend (Club Version)


A2: I Found A Friend (7" Version)
B1: I Found A Friend (Underworld Version)


B2: I Found A Friend (Garage Mix)

後にメジャーなアーティストのリミックスなども手がけることになるプロデューサー Charlie "Baby" Rosario と、WKTU(NYのラジオ局)などでThe Latin Rascals や Jellybean Benitez などと活動、Frankie Bones とレイヴィーなトラックを作りつつ主要レーベルの設立にも加わったキーパーソン Tommy Musto、この2人がプロデュースする C.T. Satin による87年作。NYハウス主要レーベル Underworld Records からのリリース。

べったりな打ち込みと引っかかるグルーヴに、ソウルフルなヴォーカルがのるA1「I Found A Friend (Club Version)」、そのエディットバージョンA2「I Found A Friend (7" Version)」の2曲がA面の収録曲。シンプルなサウンドと剥き出しなグルーヴ、異様すぎるアンダーグラウンドな空気感がすごくセクシャルで淫靡な香り。まさしくNYハウスど真ん中。

でも実は肝はこのB面。ピッチを変えた変調ヴォイスから始まり、直角グルーヴとディレイ多めのハンドクラップ、ミニマルな展開のB1「I Found A Friend (Underworld Version)」、この感じ、、そうです、現行でリリースされている80'sハウスの最良の部分を模倣して製作されたハウスミュージックそのまんまなんです。もちろん音色の古さは否めませんが、むしろ逆にリアリティがあって今っぽかったりします。声ネタの使い方やハンドクラップなど、順番違えど新譜と言われても疑わないくらいに現行の音。

こういうのもあるんだなーなんて思って聴いていたら、もっともっと早くにそのアプローチはドイツで行われていたようです。Running Back というまさしくこの音にドンズバなサウンドのレーベルから出ている昔を懐古するコンピに入っていたり、Ame の監修するコンピに入っていたりと、既にその筋からは選曲されていた模様。ですよね、、って感じですが、ここで出品。その手の現行の音に興味のある人は聴いてみてください。

Sleeve: プレーンスリーヴ/スレ/クスミ
Media: 薄くスレ箇所/再生音に影響のない薄いヘアライン数本




型番 SMS-05925
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