Eberhard Weber / Orchestra

ECM Records | ECM 1374 | GER | 1988 | M: VG+ / VG+ | JK: VG- | グレーラベル | ジャケット経年による汚れ

A1: Seven Movements 12:20







A2: Broken Silence 1:59
A3: Before Dawn 5:23
A4: Just A Moment 2:35
A5: Air 4:16
B1: Ready Out There? 5:09
B2: Too Early Too Leave 3:07
B3: One Summer's Evening 4:09







B4: A Daydream 3:22
B5: Trio 3:58
B6: Epilogue 4:01

ECMを代表するドイツのジャズ・ベーシスト、Eberhard Weberの88年リリースの作品。2曲でホーンセクションが入るだけで、純粋にベース・ソロであったりシンセも入る一人多重録音だったりする、タイトルの「Orchestra」とはほど遠い楽器構成ですが、その芳醇な弦の倍音や奥行きのある音像、そして独特のメロウさも備えたベースの一音が、すべての音楽的要素を含む「Orchestra」となっている、なるほど!な1枚。アルペジオのようなベースに導かれて管楽器と共に展開していくドラマティックなA1「Seven Movements」、アンビエントな空気の中を怪しげなベースが歌いまくるA3「Before Dawn」、アグレッシヴなスラップがパーカッションのように響くB1「Ready Out There?」、滲んでいくベースとシンセが有機的に絡み合うB3「One Summer's Evening」など全11曲。屋台骨を支えるのではなく、メロディを奏でるリード楽器としてのベース。まさしくこの人じゃないと出すことのできない世界。素晴らしいです。



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