Peacefrog Records | PFG012LP | UK | 2001 | M: VG+ / VG+ / VG+ / VG+ | JK: VG-
A1: Folding Space
A2: Mandela/Toronto
A3: Manual Transmission
B1: Ghana
B2: No. 2
B3: Freeway
B4: City Lights
C1: Gathering Lights
C2: Point Of Entry
C3: The Inverted Man - (Dreaming)
D1: Sil Lum Tao
D2: Teminal - dtw
D3: Fractal - in
UK名門 Peacefrog Records からリリースされているので、やはりデトロイトインフルエンスなアーティストなのかと思いきや、なんと生粋のデトロイト生まれ、しかもデトロイト名門クラブ The Music Institute のプロモーターでもあり（当時はTransmat や KMS、Metroplex などのリリース前音源のオーディオテスト場としても使われていた重要な場所です）、初期 Transmat のレーベルマネージャーを務めていたという経歴を持つんです。その名は Neil Ollivierra、そしてそのプロジェクトがこの The Detroit Escalator Co.。2001年リリースの2枚組。
少しアンニュイで優しげな午後の陽の光A1「Folding Space」、インダストリアルな質感B1「Ghana」、ジャズなドラムパターンと柔らかく広がるシンセの美しいレイヤリングC2「Point Of Entry」、夢見で繊細な音色C3「The Inverted Man [Dreaming]」、デトロイトらしいマシーンなソウル感とUKらしい絶妙なトランス感D3「Fractal - in」など全13曲2枚組。
サウンドメイクや漂う空気はアンビエントなんですが、ビートがジャズの持つ力強くも繊細なフィジカルグルーヴのようで、なかなかにタフな印象。各パートの残響の塩梅が最高なんです◎ UK盤オリジナルプレス。
Sleeve: スレ/クスミ強め/小さく角打ち/底面に小さく抜け
Media: スレ/クモリ/A/B面に若干のチリノイズ
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