brine record | BRINE001 | JPN | 2021 | M: New | JK: New
1: Endless Winter 4:48
2: FUBUKI 10:09
3: Winter voice 5:00
4: Shari morning 6:45
5: Stay with me 9:55
北海道の世界遺産、知床。なんとなく聞いたことがあるとは思います。その知床にほど近いところに、斜里町という街がありまして。その斜里町には、哲学者の串田孫一氏や版画家の畦地梅太郎氏などが関わる、かの有名な山の文芸誌『アルプ』の語り残したものを次の世代に伝えるための美術館『北のアルプ美術館』という場所があるんです。そこで「本と音〜世界一静かなリリースパーティ〜」と題したイベントがあって(終わってから知りました)、そこで企画/運営/演奏をしていたのが、この Airda というアーティストの方だというのを知り、色々調べてこの作品のことを知ったんです。
1枚のCDと12ページの写真ブックレットで構成。道東独特の居心地の良い「寂しさ」(ポイントは「悲しさ」では無いということ!)に満ちた空気感を見事に切り取った写真と、パンク出自の片鱗も見せつつ、厳しい冬の寒さや朝の希望、北国独特の雪に音が吸収されてとんでもなく静かな空気感を、見事に表現したサウンド。まさしくタイトル通りの『Endless Winter』です。
柔らかなフロウと細かいリズム 1「Endless Winter」、ディストーションの轟音 2「Fubuki」(まさしく!)、地響きのようなローのパルス 3「Winter Voice」、冷え冷えとした朝の空気 4「Shari Morning」、ギターの轟音と優しいメロディのポストロック的 5「Stay With Me」の全5曲。道東の冬の空気から生まれた良作。
本人から直接譲っていただきました。複数枚在庫しています。
Sleeve: 新品
Media: 新品
付属品: 12ページブックレット写真集