Model 500 / Mind And Body (2LP)

R&S Records | RS 99145 | BEL | 1999 | M: VG+ / VG+ / VG+ / VG+ | JK: VG+

A1: Psychosomatic 6:15


A2: Everyday 9:14


B1: Incredible 6:24
B2: In And Out 5:43
C1: Rain 5:58
C2: Tipsy 5:50


C3: Just Maybe 5:29
D1: Mind And Body 6:17


D2: Be Brave 5:02


D3: It's Time 4:15

この人がいたからこそ、デトロイトテクノは生まれたのです。

P-Funk に憧れ Kraftwerk に衝撃を受け、同じ高校の後輩だった Derrick May や Kevin Saunderson などに「テクノ」を教え(超有名な話!)、相棒 Richard Davis と Cybotron を結成、名曲「Techno City」や「Clear」をリリースしつつ自身のレーベル「Metroplex」を立ち上げ、そこからリリースした名義が今回のこのアルバムにも繋がる御大 Juan Atkins によるプロジェクト Model 500。だいぶ端折りましたが、ざっくりこんな感じです。

このアルバムは1999年リリースのセカンドアルバム。デトロイトテクノの波が欧州にも広がり、日本ではテクノ自体がちょっとしたブームになっていた渦中の1枚なんですが、オリジネーターの見える風景は当時から半歩先でした。

デトロイトから欧州に渡り、地域性とさまざまな他の音楽ジャンルを幾重にも融合して派生した「デトロイトテクノ」、その音楽性の変遷に触れたオリジネーターが逆輸入のような形で欧州デトロイトテクノに影響を受けたことは、想像に難くありません。ラッパーも入れたファンクなロービートA2「Everyday」、D'N'B のような速いBPMのブレイクビーツトラックB1「Incredible」、元々のエレクトロ色をそのままにポップなフィーリングで色つけたC2「Tipsy」、プリンス使いのドロドロファンクC3「Just Maybe」、そして12インチではFK御大のリミックスでも話題になったD2「Be Brave」などなど、その大半は「歌もの」だったのです。当時のメディアも賛否両論でした。

とはいえ Juan節忘れずなエクスペリメンタルトラックA1「Psychosomatic」、まさしくデトロイトらしいエレクトロファンク路線B2「In And Out」、明らかに Maurice Fulton あたりが影響を受けたであろうマッドな音色D1「Mind And Body」なども収録。デトロイトの絶望から生まれたロマンティシズムあふれるメロディや音色も随所に健在。結論、間違いなく「Model500」以外の何物でもない良作。

Sleeve: 薄くスレ箇所あり/若干のヤケ/裏面白い部分にリングウェアのようなクスミ
Media: 極薄くスレ箇所あり/概ね美盤




型番 SMS-05915
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