Sandy Bull / Demolition Derby

Vanguard | VSD 6578 | US | 1972 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | パンチホールあり

A1: Gotta Be Juicy (Or It Ain't Love) 5:08
A2: Carnival Jump 9:00


A3: Tennessee Waltz 3:10
A4: Sweet Baby Jumper 2:51


B1: Last Date 2:35


B2: Easy Does It 9:19


B3: Coming Together (A Song Of Faith) 5:58
B4: Cheeseburger 0:02

USフォーク界のギタリスト実験家 Sandy Bull の72年リリースの作品。Steve Lacy などの作品でも活躍するジャズ・ドラマー Denis Charles とのデュオ。ファジーに揺れる電化ギターのドローンをバックに調子っぱずれなハンドクラップとゴキゲンなヴォーカルで妖しく展開するA1「Gotta Be Juicy (Or It Ain't Love)」、パーカッションがグルーブを変えつつギターが熱を帯びていくA2「Carnival Jump」、絶対音感を持つ人なら一気に気持ち悪くなりそうなキーの外れたスティールパンが妖しすぎるA4「Sweet Baby Jumper」、Holger Czucay のようなドロドロ感B1「Last Date」、オリエンタルなラーガ音階B2「Easy Does It」、くぐもったギターとやたらとオンで鳴るパーカッションのレイヤリングが謎なB3「Coming Together (A Song Of Faith)」など全8曲。ラーガ音階の妖しさと録音の奇妙さが手伝う独自のイマジネーションが爆発する、例えようのない1枚。ここがまさしく後の Arthur Russell に続く道かと。

スリーブはヨレなく良好ですがパンチホールあります。盤は経年のくもりがありますが、スレやキズなく美盤。コンディション良好な1枚です。

型番 SMS-05071
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