ECM Records | ECM 1209 | GER | 1981 | M: VG+ / VG+ | JK: VG- | ジャケット右上部に染みあり
A1: The Great Pretender 16:22
A2: Howdy Doody Time 2:08
A3: When The Doom (Moon) Comes Over The Mountain 3:39
B1: Rios Negroes 7:17
B2: Rose Drop 7:28
B3: Oh, How The Ghost Sings 5:50
Art Emsemble Of Chicagoのトランペット奏者、Lester Bowieの81年リリース作品。エンジニアはMartin Wieland。この時期のECMはNY・ロフト・ジャズシーンとの関係性が深く、ECMの持つ空気感が希薄ながらもリアルな「ジャズ」として評価される作品が数多くリリースされていました。この作品は最たるものではありますが、しかしですよ、しかしやはりA1「The Great Pretender」(もちろんPlattersのカヴァー)の夢見心地で滑稽で悲しげな空気は、どことなくECM独特の空気を感じさせてくれます。スピリチュアルなB1「Rios Negroes」、深い音像の中でトランペットがむせび泣くB3「Oh, How The Ghost Sings」など全6曲。聴いてしまえばやはりECMでなければ出せない音。