ECM | ECM1080 | GER | 1976 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | グリーンラベル | コーティングジャケット | LCなし | ALLEなし
A1: Fable 8:40
A2: Avenue 5:16
A3: Sargasso Sea 3:57
A4: Over And Gone 2:46
B1: Elbow Room 5:10
B2: Staircase 6:20
B3: Romantic Descension 3:15
B4: Parasol 5:24
ギタリスト John Abercrombie と Ralph Towner という「スタイル」が対照的な2人が ECM の音魔法によって化学反応を起こす名盤。76年作。Rainbow Studio録音、エンジニアはJan Erik Kongshaug。
これぞ Ralph Towner！な鷲掴み系一の太刀イントロフレーズと John Abercrombie のエレクトリックで幽玄な揺らぎのあるギターが重なり合うA1「Fable」、ディストーションの爆発と応酬するかのように突飛なリフで刻むB1「Elbow Room」、アコースティックな音色がこの作品で一番美しく絡み合うB3「Romantic Descension」など全8曲。
表題の「Sargasso Sea」とは「バミューダ・トライアングル」と呼ばれ、昔から船乗りが恐れていた魔の消滅海域のこと。そこでは「死んだような凪」といわれる無風な状態が何日も続き、船乗りを困らせる状態になることがあるらしいのですが、「ああ、なるほど、、」とこのアルバムを聴いて納得した気持ちになるサウンドデザインなんです。2人の音色が ECM 独特のリバーブ感と相まって、美しく妖しい空気のレイヤーを作り出名盤。
ドイツ盤オリジナルプレス。コーティングジャケット、裏面にLCなし、盤面上部に「ALLE」表記なし。
Sleeve: スレ/経年による変色/シワ
Media: 静音部にチリノイズ箇所あり
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