Chisato Yamada 山田千里 / 甦った津軽三味線

Canyon | C-4018 | JPN | 1976 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+

A1: 津軽女愁


B1: 津軽じょんから節


B2: 津軽あいや節
B3: 津軽たんと
B4: 津軽三下り



津軽三味線名手 山田千里 の76年作。津軽三味線の聖地 神田岩波ホール でのライブ実況盤。津軽特有の太棹から奏でられる音は大きく荒々しいのが一般的ではあるのですが、氏の音色はそれプラス、どこか哀感が宿りつつ、しなやかさと繊細さを持ち合わせた音色が他の三味線弾きの人たちとは違うところではないでしょうか。A面いっぱい使った長尺A1「津軽女愁」、一の糸の大きな出音で聴者を驚かせる、名刺がわりの古典曲B1「津軽じょんから節」、チューニングの方法がそのまま曲名になった、哀愁を帯びた力強さB4「津軽三下り」など全5曲。同じフレーズで畳み込みながらぐうううっと引っ張り、その流れのままだんだん強めていってメインのフレーズになだれ込む時の激情に圧倒されます。

Sleeve: 軽くスレ/概ね良好
Media: 全体的に薄くチリパリあり
付属: 帯(普通)/日本語ライナー



型番 SMS-05802
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