P.S.F. Records | PSFD-73 | JPN | 1996 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+
オシラ物語 三章
1: センダク 4:31
2: 夜に 8:18
3: 神遊ばせの後は 5:23
Tsu・Garu
4: Tsu・Garu-1 11:53
5: Tsu・Garu-2 7:57
津軽三味線名手 山田千里 の96年作。2人のパーカッショニストとフルート奏者、そして日本地下音楽生き字引 灰野敬二 によるアンサンブルを収録。津軽の音楽をまとめる 笹森建英 と日本地下フォーク歌手代表 三上寛 がプロデュース。余白を意識させるサウンドデザインと倍音が切れるまで張り詰める演奏者の集中力に、聴いていて息が詰まります。。不穏すぎるオシラ物語1・2曲目、外での録音によって、楽器音も自然音も混ざり合って一つのアンビエンスとなるマジック3「神遊ばせの後は」、モノクロなギターと三味線のレイヤリングが異次元音場 4「Tsu・Garu-1」、そこはかとないユーモアと突飛な発想で余白を埋める打楽器 5「Tsu・Garu-2」など全5曲。意地を張らない灰野氏のサウンドと一緒に聴くと、伝統音楽としての三味線がのびのびと解放されていくのが見えて、新たらしい発見。痛快！
Case: 多少のスレあり
Media: 軽妙なスレ/トビなし
付属品: 帯（良好）/ライナー
