ECM Records | ECM 1270 | GER | 1984 | M: NM / VG+ | JK: VG+ | グリーンラベル
A1: Test 6:20
A2: Climbing 3:57
A3: Running 2:54
A4: Night Again 6:56
A5: My Last Chance 3:56
B1: Vision 5:20
B2: Any Minute 3:58
B3: Mission 4:10
B4: Burning Up 3:09
B5: Going Somewhere 10:32
ECMを代表するギタリスト Steve Tibbetts の84年リリースの名盤。初期の作品からの盟友でもあるパーカッショニスト Marc Anderson、Tim Weinhold などがバックを支えます。エンジニアは自身が担当、ミックスはオスロ・タレントスタジオにて Jan Erik Kongshaug が担当。渦巻くようにハードなギターと繊細で透明感あふれるアコースティックな音色が、パーカッションやカリンバなどの土着的な音とともに美しいランドスケープを描きます。空気の対流が止まったかのような静寂のA2「Climbing」、バックでうねるシンセの中で切々とつま弾かれるギターのレイヤリングが美しいA4「Night Again」、遠く曖昧な記憶を呼び起こすB1「Vision」、テープループのギターをバックに美しく鳴るカリンバに泣くB2「Any Minute」、フィードバックに平衡感覚を狂わされるB5「Going Somewhere」など隙間ナシの全10曲。土着的ではあるけど、通底する俯瞰目で無機質な空気にリアルな「静寂」を感じます。満場一致のECM名盤。
スリーブはダメージなく良好、盤はアナログなりの若干のチリパチありますが、スレ/キズもなく美盤。オリジナルドイツ盤の繊細な音を体感してください。
