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ECM Records | ECM 1318 | GER | 1986 | M: VG+ / VG+ | JK: VG | 右上にステッカーやぶれ痕あり（写真参照）

A1: Part I 8:00

A2: Part II 19:20
B1: Part III 15:46

B2: Part IV 7:12

世界中を旅しながらその国の民族楽器を研究し、本来なら組み合わさることのない楽器同士を一つの楽曲で融合させ、その楽曲に新しい価値を吹き込んでいく本当の意味での「マルチ・プレーヤー」 Stephan Micus の86年リリースの作品。エンジニアは Martin Wieland。煌くようなダルシマーの音色とインドのネイというエキゾティックな笛の音色が違和感なく繋がるA1「Part I」、尺八の大らかさがまさしく暗闇の海を彷彿させるA2「Part II」、静寂を表現しているかのようなダルシマーが幻想的なB1「Part III」、バンドネオンにも似た笙が切なく鳴り響くB2「Part IV」の全4曲。旅で感じたサウンドスケープの疑似体験。隠すことなくエモーショナル。