Francis Bebey / New Track

Ozileka | OZIL 3313 | FRA | 1982 | M: NM / NM | JK: VG+

A1: Haïti 6:20


A2: The Song I Keep Humming 11:10
B1: New Track 8:25


B2: Super Jungle 9:25



カメルーン出身のSSW、Francis Bebey の82年に自主レーベル Ozileka からリリースした最大の怪盤。コンピなどでもリリースされまくっているので聴いたことも多いはずです。チープでアナログな電子楽器によるアフロ・ミクスチャー・サウンド。ユニークな発想による奇天烈エレクトリック、なのにアフリカンなユルさ、という組み合わせを斬新に感じることが人気爆発の秘訣なのでは。ゆったりとしたギターと夢の中のようなシンセのA1「Haïti」、ジャストなはずのリズムがなぜかスィングするA2「The Song I Keep Humming」、歪みまくったシンセとムビラの速いグルーヴB1「New Track」、奇天烈シンセが爆裂するB2「Super Jungle」の全4曲。やはり「血」は凄い。ポリリズムが何たるかをフィジカルに理解しているからこそのリズムは、簡単に真似できそうで決して真似できないレベル。そしてそこでその音を「良し」と判断してリリースに至る選音眼。奇跡の1枚、なんて騒ぐのは欧米中心の文化を歩いてきているから、なのでしょうか。世界は広い。十人十色。

型番 SMS-04247
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