Richard Pinhas / Iceland

Polydor | 2393 254 | FRA | 1979 | M: VG+ / VG+ | JK: VG+ | シールはがれた跡あり

A1: Iceland (Part 1) 1:05
A2: Iceland (Part 2) 9:35







A3: The Last Kings Of Thule (Part 1) 2:25
A4: Iceland (Part 3) 7:36
B1: Indicatif Radio 1:00
B2: The Last Kings Of Thule (Part 2) 5:30
B3: Short Transition 0:35
B4: Greenland 8:56








フランスのアヴァン・プログレッシブ・ロックバンドHeldonのリーダーとして活躍し、今なお現役で作品を発表し続けているコンポーザー/ギタリスト/シンセシスト、Richard Pinhasの79年リリースの作品。Heldonだった頃よりももっと電子音楽に傾倒したことで、さらに自分の中で鳴る音を忠実に再現している作品かと。凍てつく大地の底冷えするような寒さのA2「Iceland (Part 2)」、なんだかもう、、ほとんど救いようのない世界のA4「Iceland (Part 3)」、歪んだビートの上をひたすら統一感のないメロディのギターが舞うB2「The Last Kings Of Thule (Part 2)」と、ゆがみまくった世界観で展開していくのですが、最後のB4「Greenland」で、なぜか急に希望が見えるミニマルでアンビエントな曲が現れます。「Iceland」で始まり「Greenland」で終わる、超極端なロマンティシズムあふれる全8曲。花も咲かない荒涼とした大地で鳴るような電子音楽。作者には何が見えてるんでしょうか。

型番 SMS-02607
購入数
売り切れ